ソフトバンクグループでの事業経験
異例のスピードで三社JVのインキュデータを設立


新卒で日本テレコム(現・ソフトバンク)に入社して、当時の新しい挑戦であったデータセンターやデジタルサイネージなどの領域で事業企画・事業開発、アライアンスなどのキャリアを歩んできました。現在にもつながるキャリアとしては、大手電機メーカーと設立したデジタルサイネージ広告事業を行うジョイントベンチャー(Joint Venture、以下JV)への出向経験が挙げられます。経営企画部長として出向し、会社と事業をゼロから立ち上げるプロセスを一通り経験しました。そこで培った経験と知見は、インキュデータの立上げにも大いに役立っています。

インキュデータはソフトバンク、博報堂、トレジャーデータの三社によるJV。サービスイメージ・事業計画の策定、契約交渉、社名やミッションの策定、記者会見準備などの多岐にわたるタスクを、ステークホルダーである三社の利害と意見を調整しながら、経営陣が望む短期間でのスケジュールで遂行することは難しい仕事でした。ただ苦労の甲斐もあって、現在のインキュデータの強みは、三社が培った知見や技術を統合させたコンサルティングやソリューションの提供という形で結実しています。会社設立後は、取締役としてグループ協業含めたアライアンスや事業推進、コーポレート周りの仕組み作りに携わっています。

メンバーが個々の能力を最大限発揮できる制度設計とグループアライアンスで新たな価値創造

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インキュデータは設立2年目のスタートアップ的な側面もありながら、三社の大きな親会社を持つ特殊な組織です。大企業の重厚さとスピード感を持ったベンチャースタイルを両立したインキュデータ独自の組織形成に力を入れていければと思います。注力していることとしては、メンバーが持てる能力を最大限発揮できるような制度作りです。設立初年度の何も制度が整っていないところから始めて、人事制度構築やセールスインセンティブの設計を手掛け、直近では事業開発を素早く行う仕組みとしての新規事業開発プログラムをローンチすることが出来ました。その成果として、メンバーからボトムアップで起案された「Loghy」「Qonsent」が新規事業第一弾としてリリースされています。

親会社のアセットを活用できることも重要なポイントです。例えば、ソフトバンクが持つ独自データ、博報堂グループのアドテクやマーケティング知見、圧倒的な国内トップシェアを誇る「Treasure Data CDP」を組み合わせた新たなプロダクト開発にチャレンジしていたり、ヤフーおよび博報堂グループと連携した形での広告拡販の協業が現在進行形で動いています。データマーケティングの領域においてはソフトバンク・博報堂双方のグループに豊富なリソースとアセットがありますので、インキュデータがハブとなり各社が保有するアセットを上手く組み合わせることで、新たな価値を創造していきたいと思います。

さまざまな領域のプロフェッショナルが集結
ワンストップでのサポートにより、企業のDX推進・事業変革を実現

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インキュデータは、お陰様で会社設立からまだ1年半と短いながら、日本を代表するエンタープライズ企業のお客さまから大規模なプロジェクトを受注してきています。その理由は、豊富な資本金をベースに、組織の垂直立上げを推進しているところにあります。設立当初から親会社のソフトバンク、博報堂、トレジャーデータから集結したプロフェッショナルによる数十名規模の組織でスタートし、その後も大手戦略コンサルファーム出身のプロパーなど優秀なメンバーが続々と集結しています。さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが揃っていて、ワンストップで顧客の事業変革を支援できることはインキュデータの大きな魅力の一つです。

顧客の経営課題やDX展望に対する全体戦略の立案から、意思決定に必要なデータの収集・分析、そして施策の実行までワンストップでサポートしています。これはインキュデータの特徴でありDXの実現にこだわる上で非常に大きな強みです。既存のDX支援プロジェクトのほとんどは、戦略立案後のデジタルマーケティングやメディアバイイングはスコープから外れていて、施策の実行までは並走しないケースも多く、プロジェクトに参画している複数の企業ごとに責任範囲が分断されていることも少なくありません。インキュデータは自社内でそれらを完結できるため、コミュニケーションコストを下げながら、シームレスに対応することが可能です。最終的には、企業全体の事業変革、エンドユーザの体験価値向上までを目指しています。

インキュデータとして売り上げや利益を伸ばすことはもちろんですが、日本企業のDX推進を通じてより社会に貢献し、きちんと社会から認められる存在にしていくことも大切です。最終的には「DXやデータマーケティングと言えばインキュデータ」と認知してもらうことを目指したいです。

一緒に働きたいのは、顧客のDX推進を目指し、各領域のプロフェッショナルとともにシナジーを生み出したい人

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インキュデータには続々とプロパー社員が入社してきており、本格的に採用活動を始めてまだ1年足らずですが、プロパー社員の比率が約20%、150名ほどの組織に成長しました。先ほどもお話ししましたが、親会社からも優秀なプロフェッショナルが参画し、コンサルティングやマーケティング、広告会社、データエンジニア出身者など多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが在籍しています。性別や国籍を問わず、今後もダイバーシティな文化を創っていければと考えています。

会社として求める人物像は「この領域なら負けない」といったプロフェッショナル性を持った方です。メンバーには、プロジェクト内において、自分の持つ得意分野でおおいに力を発揮していただき、最終的にワンストップで企業変革を支援する事業の厚みを増して欲しいと思います。また、多様なメンバーと協力しながらプロジェクトを進めていくので、相手を尊重し共働する姿勢も不可欠です。こうしたプロジェクト体制に共感できる方はマッチしやすいと思います。インキュデータは裁量の大きさや意思決定の早さ、挑戦を推奨するベンチャーマインドを大事にしており、実際に新規事業や組織作りにチャレンジできるチャンスも多いので、そういった環境を楽しめる方にぜひご入社いただけると嬉しいです。

※こちらのインタビューは、2020年12月に行いました。(撮影場所 WeWork Ginza Six)